2024/05/30 20:40

今年も沢山のランドセルをお預かりしています。ご丁寧にお手紙をいただくこともあり、お客様の強い想いを感じます。


もう3年以上このサービスをしていますのでどのようなお客様がTUDAのランドセルリメイクに辿り着かれるのかがはっきりしてきました。当方のどこに魅力を感じていただけるのか。答えは一つで「ランドセルとの向き合い方」につきます。

身体一つで運営しているバッグブランドで、全てアトリエでお作りしています。スピードを求められると大手には太刀打ちできません。

逆に一人だからこそできることもあります。それがこの無名ブランドの命綱となっています。組織ではできるだけ早く次の担当に仕事を渡さなければいけない分、本当に大切に扱ってもらっているのかが分かりにくいかもしれません。効率化しすぎると魅力が薄れることもあります。大手が当方と同じことをしてもあまり儲けに繋がらないポイントを見極めてそこを徹底的に追及する一点突破スタイルを貫いています。独りよがりの想像ではなく、実際にメーカーの現場を経験した立場であるからわかることです。

同じような個人のショップはどんどん増えてきています。ランドセルリメイクではもっと素敵なアイデアをもっている職人も出てくると思います。TUDAはあくまでもオリジナルアイテムにご興味をお持ちいただく目的でやっていますので、リメイク専門店とは一度も謳っていません。そこはぶれずにこれからも進んでいきます。