2024/01/28 17:10

ランドセルリメイクをイメージしてなかなかリュックになった姿を思い浮かべる人は少ないのではないでしょうか。


そんな盲点をついた「極上リュック1点コース」です。


ベースとしている型紙は同じですが、ランドセルはそれぞれ形もデザインも違いますので仕上がりも違ってきます。今回のお客様はショップページのようにもとの窓枠ポケットを埋め込む仕様にせずにすっきりとした仕上がりをご希望されました。

ボディは帆布を使用しています。帆布はサンプル帳の中からお好きなお色をお選びいただけることがこのコースの売りです。

事前に確認用サンプル(画像左側)も製作しています。サンプルは最終的にアトリエでの一点物展示販売会で販売することになります。2月の販売会ではこのリュックのサンプルが目玉になりそうです。


おわかりのようにランドセルのショルダーの根元部分を利用しています。この部分実は手縫いしています。尾錠がついたパーツはそのまま利用していますが、長いショルダー部分はTUDAが特別に長いバージョンを作り直しています。革の質感が違うのはそのためです。もともとついているショルダーでは短すぎるため使えませんでした。今考えると作業内容に対して安くし過ぎた感があります。今年は価格は据え置きますが、2025年度には少し値上げをさせていただく予定です。

今年もお申込みがあるかは読めませんが、また違う雰囲気のリュックをお作りできたらと思います。