革友禅シリーズのアイテムはほとんど小物です。素材の感触が売りでしたのでなるべく手で掴むスチュエーションを考えて小物を作ってきました。しかし、このイエローとグレーの配色が綺麗ですので、まだまだ可能性があると思い、バッグのサンプルも作ってみました。左はクッションで右がバッグです。

今までは市松模様はどうしても小物に逃げてしまいがちでした。配色次第かもしれませんが、ＴＵＤＡとしても色のセンスに自信が無かったので、第三者からのご意見も取り入れ、現在の色に決めて別注しました。

naderuのバッグも反応を見ないと今後どうしていくかの判断ができません。今年もできるだけお客様にお越しいただけるイベントを企画していきます。

革友禅は唯一無二の素材ですが、広く認知されてはいません。消費者様のイメージとしてはレザーバッグといえば黒や茶、キャメル等のベーシックな色になると思います。SNS等で投稿していますが、膨大な情報の中では埋もれてしまいます。型押しでもなくプリントでもない凸凹の感触というところに魅力がありますが、昨年の個展でお越しいただいた方も型押しプリントと思いこんでおられました。ＴＵＤＡとしてはまだまだ発信できていませんが、歩みは止めずにやっていきます。