アトリエのほうは来客はありませんので、半日仕入れ先を回っておりました。

今月もまずはランドセルリメイクからとなります。今回はレギュラーコース（パターンオーダー）ではなく、プレミアムコース（フルオーダー）でのご依頼ですので、通常より時間がかかると予測しています。

型紙がないのでご希望の内容に沿って型紙おこしとサンプルづくりの工程が入ります。

ＴＵＤＡは20代～30代までレディースバッグのメーカーでサンプル師の仕事をしていた経験があり、縫製よりも型紙おこしのほうが専門にはなります。専ら流れ作業で縫製だけするのではなく、クリエイティブな部分の仕事ができていた経験は今に役立っていると思っています。

ご依頼内容は、iPad入れ（ポーチタイプ）です。独立するまでに知人から同じような依頼を1回受けたことがあります。仕上がったものの、きちきちで出し入れに一苦労した経験があります。実物がこちらになく数字の情報だけで作っていくのはかなり不安を伴います。「入らない」ということはあってはなりませんので、本来は依頼者様から実物をお借りすることがベストです。ただ、それができない場合はかなり余裕をもったサイズでお作りすることになります。ただ、ファーストサンプルだけお客様にお送りしてサイズ確認をしていただくことは可能です。こちらとしてはコストがかかりますが、フィッティングのほうが重要です。

何がプレミアムなのかをこちらもしっかりと考えて進めています。松竹梅のような単純な設定ではなく、かゆいところまで手が届くようなお客様目線のサービスとしています。ただ、価格は作り手目線ではあります。それはＴＵＤＡが今後も継続していくためには必要なことです。価格でお探しのお客様には不向きであると言えます。もっと低価格でされているところはあります。それでもＴＵＤＡの世界観に共感していただけるのであれば、ご縁いただけますと幸いです。※今年は受付終了しました。

プレミアムコースと比べてお手軽なレギュラーコース（パターンオーダー）はご依頼が非常に多いです。何ができるか事前にわかっておきたい方はレギュラーコースがおすすめです。※今年は受付終了しました。