2022/03/02 11:23

昨年、群馬のお客様からリメイクのご依頼をいただきました。その時はおそらく4月後半のスタートになりそうでしたが、劇的に効率アップしましたので、3月にスタートすることができました。

いつも通り、解体からです。

どんな構造になっているのかも公開してお客様に楽しんでいただくために、作業しながら撮影し、その日に画像をお送りしています。

最近ステッチを素早く切るためにカッターを使い、芯材と一緒にスパスパ切っていく方法にしています。芯材と糸は切っても表地は傷つけないように力加減が必要です。鱧の骨切り的な裁断方法です。しかし、たまに芯材が想像以上に柔らかいときがあり、非常に苦労します。芯材だけズタズタになり、剥すのも大変になります。結局糸だけ後からニッパーでプチプチと切っていくことになりますので、まずは芯材の状態を確認するようにしています。非常にオノマトペがしつこい文章ですが、ご容赦下さい。

ウレタンが接着剤でがっちりくっついてる場合も大変です。剥すとブチブチと千切れてしまいます。その場合は溶剤を少しずつ塗布しながら削いでいきます。なんとも地味な作業ではありますが、隠す理由もありませんので、公開しています。TUDAは解体作業にも付加価値をつけていきます。

一通り解体はしました。ここから使えるパーツを選別していきます。

続きはまた明日以降になります。

TUDAのランドセルリメイクは夏までには再開できるように進めています。お問い合わせが多くなるシーズンではありますが、もうしばらくお待ちください。尚、再開時に価格改定があります。ご予算内であればご縁いただけると幸いです。