今回はごきょうだいのランドセルです。

紺は依頼者様のご長男、ブルーはご長女が使われていたものです。同時に2つのランドセルをリメイクするのは久しぶりです。

長財布1点、名刺ケース1点、キーホルダー4点のご希望です。

長財布は指定の箇所を使用するようご希望があり、試行錯誤しながらの製作になりますので、ランドセルの内の1つはプレミアムコース、もう1つはレギュラーコースをお選びいただきました。

1件のご依頼で2つのランドセルをお預かりした場合は、2件分の工賃となります。特に割引はしていませんのでご了承ください。

まずはいつも通り解体からスタートです。ステッチを切り、活用できる金具を外し、保管します。

ここから表裏剥がしていくまでかなり時間を要します。ＴＵＤＡは縫製することがメインでしたが、解体にこれほどまで時間をかけることは今までしていませんでした。ランドセルリメイクを始めた際、どうしても後ろ向きな作業に感じていました。もちろん製品を解体している時間も工賃にいれないと継続していくことができません。ただ、何も考えず手を動かしているだけでは、価値を生み出すことができません。この解体作業からできるだけわかりすくお伝えしたいと思い、お客様にはＬＩＮＥ公式アカウントを作り、頻繫に進捗状況をお伝えするようにしています。

ブログの画像はお客様にお送りした一部に過ぎません。「作る」以外ひと手間かけることがＴＵＤＡのランドセルリメイクの特徴です。

効率を考えるとなかなか大変なことをしています。最近、私のように1人でやっている人間は、そのひと手間の効率的な方法を考えることが正しいのかもと思っています。

毎回、ランドセルのカブセの表裏を剥がす際はどきどきします。強力に接着されていたら剥がすことをあきらめるしかないのです。今回はなんとか剥せるレベルでした。

明日は解体したかぶせを使って財布を製作する予定です。

ランドセルリメイクについては詳細ページをご覧いただき、まずはお問い合わせ下さい。