2021/11/07 21:54

写真は七輪運搬用バッグのショルダー部分のパーツです。

長さ調整が可能な仕様で、一本線送りという調整用のパーツも縫い付けます。1本1350mmあります。1本1本持って縫っていたらかなり手間ですので、束にして輪ゴムで縛り、先端だけ動かして管を効率良く縫い付けることにしています。
量産の基本ですが、ミシン糸も全部のパーツを縫い終わるまで切らずに進めます。節約のため写真よりもまだ糸を短めにもできると思います。

こちらの商品は取引先さまとの共同開発ですが、設計は全てTUDAがしています。最終組み立てもTUDAが行いますので、いかに効率よく仕上げることができるかも意識しています。

完全なOEMだと先方のデザインに忠実にお応えすることになりますので、どうしてもこちらがコントロールできない箇所も出てきますが、こちらのデザインメインで進めていただけていることは非常にありがたいことです。

こちらも作業も合間合間でしかできませんので、しっかりスケジュール管理も必要になります。

今年も残り2カ月を切りました。今年目標としていたところまではまだまだ遠い状態です。気を引き締めていきたいと思います。