2021/10/28 22:03

埼玉県のお客様のご依頼を進めています。今日は解体まで完了しました。

毎回、丁寧にステッチを切ってからパーツを外していく作業をしています。


作り手からみたら全く効率を無視したことをしています。必要な箇所以外に時間をとっているからです。

ランドセルリメイクは作り手の一方通行で進めてはいけないと考えています。6年間の思い出が詰まった宝物のようなものを託されるのです。リメイクせずそのまま大切に保管することも選択肢の1つであると思います。それを実用的なアイテムに変えて使い続けたいという想いのほうが強いお客様が、沢山のショップを検索し、最終的にTUDAを選んでいただきました。

価格も決してリーズナブルなものではありません。ランドセルの価格に近いリメイクコースもご用意しています。

ランドセルをお預かりし、リメイクし、お送りするという単純なサービスで終わってしまっては、お客様にとってあまりにも割りに合わないと思います。

そのため、ご案内ページ制作、お問い合わせから受注までの対応、お打合せ、ご提案、進捗状況のご報告、ご希望変更への対応、梱包方法の見直し、発送後のご連絡等、製作以外のサービスに付加価値の山を築いていくことが重要です。本当はそこにしかお客様にご満足いただける部分はないのではと思います。

TUDAは一番軽視されそうな、「解体」に着目し、今後もお客様への見せ方を考えていきます。インターネットでしかやりとりはできませんが、こちらの熱量をお伝えできる方法はそういう隙間にあります。完成品の見映えで勝負することはどのショップでもやっていることですが、TUDAのランドセルリメイクは、お客様に完成までの時間を共有していただくことが一番の目的と言っても過言ではありません。

「安心感」を持っていただくことが全てです。

※ランドセルリメイクについては詳細ページをご覧いただき、まずはお問い合わせ下さい。