珍しく赤が3回続きます。

数あるショップの中から、ランドセルリメイクのご依頼をいただき誠にありがとうございます。

今回のランドセルはご卒業されてから9年経過しています。写真ではわかりにくいですが、実物は9年経っているだけの状態にはなっています。

お申込みされる際の目安にしていただけらと思い、カブセを曲げた際どうなるかを写真で残しました。

これが経年劣化の特徴です。人工皮革は製品が出来た時点が1番良い状態で、そこからどんどん悪くなっていきます。革とは逆になります。折る作業ができないことはおわかりだと思います。このまま製作すると折り財布などはボロボロで仕上がります。職人の指もボロボロですが・・・

このような場合補修もできません。製作中、表面が剝がれる事もすべてご了承いただいてから進めていきます。こちらの素材では平面のみに使うことをお客様にご説明しました。湾曲する部分はこちらがご用意する素材になります。

ランドセルリメイクをお考えの方は、まずカブセをつまんでいただき、ひび割れするかどうかチェックしていただくことをおすすめします。その情報があれば、できるアイテムとできないアイテムがある程度わかります。

TUDAは、ランドセルがひび割れするということだけで、リメイクのご依頼をお断りしないようにしています。お客様のご希望にはできるだけお応えしたいと思いますが、リスクまでご理解いただけるようこれからもしっかりご説明はしていきます。