TUDAの工房にはこれまで作ってきたサンプルも多く残っています。

その中には前身ブランドのサンプルもいくつかあります。forty thousand spirits というブランドですが、起業したとき、そのブランド名の由来すら深く考えていないような状態でした。ただ由来を説明しても数時間後には忘れ去られるような内容だと思います。起業以前に作ったものであり、中身のないふわふわしたブランド名でした。※Instagramの職人個人のアカウント（f.t.spirits)は前身ブランドの名前が関係しています。

最初は無謀にもその屋号で開業したわけですが、やはり進んでいくうちに足かせとなっていきました。プレゼンする際、自己紹介が大変やりにくいのです。

しかし、いろいろな方と出会っていくうちにアドバイスもいただくことができ、いまのTUDAが生まれました。

forty thousand spiritsの商品はもう販売はしていません。今後も作る事はないです。

サンプル品と在庫品をいつか対面で販売したいと考えています。それはちゃんとTUDAとして販売します。場所はまだ公開できません。アパレル業界ではブランディングのために廃棄するという会社もあります。TUDAのコンセプトは良いものを長く使っていただくということです。包み隠さず、軌跡をご覧いただくことも必要ではないかと考えています。

サンプルは保管期間も長いですし、最初に設定した価格よりかはお求めやすくする予定です。

まずはこの世の中の状況が良くなってからにはなりそうです。