2021/07/08 21:31

本日からリメイク作業開始したランドセルです。

解体を始めるとどこに入っていたのかわかりませんが、思い出のモノがひょっこり姿を現すときがあります。今回は交通安全のバッチとキャップつきの鉛筆です。平成の時代にご卒業されていますが、バッチのデザインが昭和感あって素敵です。伊豆の国市というのなんかいいですね。キャップのキャラクターはこびとづかんに出てくるカクレモモジリです。

6年前からランドセルと一緒にずっと眠っていたことになりますね。こういう場合もお客様にはご報告しております。

TUDAの解体作業は丁寧に糸を解いていくスタイルです。通常は、カブセをざっくり切って刃型で抜いてというやり方で効率を重視しますが、丁寧に扱っているように感じられないので、あえてその方法はとっていません。かぶせ以外、マチの部分もできるだけ使うようにしています。元々接着剤で引っ付いている箇所も力づくで剥そうとしたら破れる場合もあります。だからどうしても4時間程度かかり、大変疲れる作業にはなります。




その作業があるからこそ、今回のようにお客様の大切なものを見逃さなくて済みました。こういったこともお客様との話題作りになっています。

※ランドセルリメイクについてはこちらをご覧ください。