2021/05/31 16:49


TUDAの新ラインロゴで焼印製作を依頼し、先日仕上がってきました。

これまでは、マグネシウム製の版を使っていましたが、今回初めて真鍮製で依頼しました。マグネシウム製と比べて彫りの深さが約3mmあるので、柔らかく厚みのあるものでもしっかりと焼き付けることができます。特に凹みをつける際に土台部分が素材につきにくくなります。真鍮は温度の伝わりも早いのがメリットです。焼印の説明は作っていただいた焼印本舗さんのホームページから引用しています。焼印本舗さん、今回も迅速な対応ありがとうございます。

新しいラインは革での特殊な革を使用します。唯一無二、一期一会の素材です。革自体も同じものが存在しませんが、その革に友禅染めを施した素材です。その名も革友禅。大阪生野の染公房から生まれました。友禅といえば「和」のイメージをもたれると思いますが、現代的なカラー、フォルムを意識したアイテムを打ち出していきます。

特に市松模様を特殊技術で凸凹にしたシリーズはソフトで非常に手触りがよく、癒しに繋がるアイテムです。「いつまでも触っていたくなる」「無意識に触ってしまう」ような心地の良い感触です。また、目の癒しにもなるような配色で、見て、触って、使って楽しいと思っていただけたら幸いです。

革友禅を使った新ラインの名称は“naderu”(ナデル)です。

革友禅は見るだけではなく、「さわる」「ふれる」ことで初めて良さがわかります。癒しを感じていただけるようなより愛着のある表現「撫でる」からnaderuは生まれました。

また進捗状況をお伝えしていきます。