ＴＵＤＡはレザーバッグ製作をメインとしています。ＥＣ販売を始めてから、一番閲覧数が多いバッグはシンプルを極めた手提げバッグです。その名も「引き算の美学。ステッチが映えるレザーの手提げバッグ」です。

このバッグに使う素材は栃木レザーの中でもソフトな仕上がりものです。フルベジタブルタンニン鞣しで革の表情もよくわかります。「すっぴん」を表現するため、カラーはナチュラル1色のみ。年を経るにつれ飴色に変化していき、育てる感覚で使っていただけるアイテムです。

内装は潔く無しにしており、床面（裏面）へ直接ブランドネームを箔押ししております。目立たない部分ですが、歪みが非常にわかりやすいので最新の注意を払う必要があります。

 シンプルということはステッチ等仕事のひとつひとつに目がいきやすくなります。誤魔化しが効かないので非常に集中力が必要です。縫製はミシンで行います。革はステッチがずれたらその時点で商品としてお出しできないのです。TUDAもあえてハードルをあげた仕様にしているのです。

ミシンと手縫いどちらがきれいかという話がありますが、結局職人がどう仕上げるかが重要であり、一目みて心意気が伝わるようなものでなければいけないと考えています。

手仕事の熱量が感じられるような商品がお好きな方はこちらのバッグをおすすめします。