2021/03/29 18:14


淡いブルーのランドセルをお使いだったお子様のランドセルです。今回はデジカメケースとシステム手帳のご依頼です。使える部分を目一杯使うことになります。

 

かぶせからはデジカメケースが完成しました。ランドセルからはコンパクトなデジカメケースなら製作可能です。

 

材料は限られていますので、失敗はできません。まずは柔らかい芯材を使用してサンプルを作り、指定の大きさのものが入るかを確認、調整します。

 


今回、ショルダーストラップをご希望でしたので、細めのテープを仕入れ、長さ調節可能な仕様に。色はあまり明るめにしたら安っぽく見えるので、ブラウンにしました。

 

デジカメケースですので、クッション材が必要ですので、在庫している素材に2mm厚のペフ芯の残りを発見し、使用することができました。

 

中学生になられるお子様ですので、これからの長いご使用を考え、大人っぽい雰囲気の仕上がりを目指しました。ゴールドカラーの金具をしたり、カブセのへりをヌメ革にしたり、かなり考えながら進めていきました。これだけ単体で売っていてもおかしくないレベルになったと思います。

 

TUDAは、ランドセルリメイクをわりにあうかどうかでは進めておらず、お客様との信用を築くために行っています。正直、めちゃくちゃしんどい事をしています。材料が限られているなかで製作するプレッシャーはものすごいものがあります。

 

今回はマチ部分にイニシャルを直にお入れする予定でしたが、刻印がずれてしまい、その上に本革のタグとして手縫いで縫い付ける仕様に変更しました。TUDAはミシン、手縫いどちらの技法も使えますので、リカバリーもある程度可能です。

 

本当にできるのかお手並み拝見という感じでblogをご覧いただけたらと思います。毎回ご期待を良い意味で裏切っていくことが、TUDAがすべきことなのです。TUDAにご興味をもっていただき、ランドセルリメイク以外でも長いお付き合いをしていただけたらありがたいです。