2021/02/24 12:00
5年前にご卒業されたお子様のランドセルのリメイクを行っているところです。
フォトフレームに続き、ミニ財布が完成しました。
TUDAのリメイクの特徴は、お子様の小学生時代のデータ、エピソードを詳しくお聞きして、製作に反映させることです。好きな動物、花、趣味等も形にできるものはモチーフにしたりして、特別感のあるものに仕上げます。
今回のお客様には、お子様の通われていた学校のシンボルでもある「銀杏の木」をモチーフ等にできないかというリクエストをいただきました。
銀杏はやはり葉の形がとてもかわいらしいので、財布の前面にインレイ技法で表現することにしました。
材料は限られているため、一発勝負でしたが、問題なく縫い付けできたと思います。
財布の内装は、こちらでご用意している革(同じものを常備しておりません)で製作いたします。内装部分に箔押しでイニシャルをお入れいたしました。
表生地(ランドセル生地)との縫い合わせは手縫いで行います。ミシンでは失敗がきかないので。一針一針確実に縫製していきます。当然ミシンに比べるかなり時間がかかる作業になりますし、体力も奪われますが、製作に対する姿勢をお伝えすることが何より大切ではないかと思います。毎回記事を投稿する前にお客様に進捗状況をお伝えしております。
blogをご覧いただき、お申込みされておられますが、やはり不安はお持ちだと思います。
TUDAはその不安を少しでも和らげていく事に一番力を入れております。