2021/02/23 13:39

ナニワの革問屋巡り&製作体験後半戦。レザーバッグの製作体験を開催しました。

 

毎月募集しております革問屋巡り&製作体験。今回はご購入いただいた革を使い、シンプルなレザーバッグを製作していただいた内容をご紹介いたします。

 

こちらの企画はお客様と綿密なスケジュールを立てて、革問屋さんにご案内し、お好きな革を選んでいただきます。別日で工房にお越しいただき、職人と同じ作業を経験していただくという内容で、ワークショップというカテゴリーとは一線を画すものです。

 

ご参加いただいた女性の方は鞄教室にも通っておられる方で、今はコロナの影響で閉講されているとのことでした。ご自宅にもミシンを置いておられて、布の商品の請負生産をされておられます。

 

TUDAの工房ではクラッチモーターの平ミシンとサーボモーターの腕ミシンの2台を設置しております。

 

まずは平ミシンで感覚をつかんでいただきます。クラッチモーターは踏めば踏んだだけ勢いよく送ってしまいます。音もうるさく、初心者の方はビクッとされます。

 今回の女性は慣れておられました。足のテンポや踏み込みで熟練度がある程度わかります。初心者の方でも1時間程練習したら、車のクラッチと同じように加減がわかってくるのです。練習時間をかけて、フットペダルの感覚になれていただきます。

 

クラッチモーターを慣れていただいてから、速度調節が可能なサーボモーターの快適さを体験していただきます。両方体験していただくことに価値があるのです。


 

男性の方は全く初めてのミシン掛けでした。ミシンは女性のイメージもありますが、いざ男性がミシン沼にハマったらとことんまで行く方もいらっしゃいます。

 

製作メニューはどちらも同じ縦型トートです。構造も簡単ですし、個人のレベルに合わせて簡素化も可能です。お二人はそれぞれ違うやり方ですが無事完成しました。


男性はブラックの山羊革を使用


女性はブラウンの羊革を使用。

※女性は余った時間で、巾着袋を製作されてお帰りになりました。今回も大成功に終わり、感謝の気持ちでいっぱいです!


ナニワの革問屋巡り&製作体験についての詳細はこちらをご覧いただき、お申込み前にお問い合わせください。