2021/02/16 07:47
関東のお客様からランドセルが届き、まず解体作業からスタートいたしました。
久しぶりに赤のランドセルです。
ご卒業されてから5年経過したもので、今回のランドセルも初めてみる仕様が数か所ございました。
カブセのへり巻きでなく、コバ仕上げになっているものでした。やはり長年の使用でコバの塗料が剥げて生地が重なっている部分が見えている状態でした。どの鞄でも同じ事にはなります。
内装生地はあまり汚れてなかったので何かに利用できればと思っております。
意外だったのは底部のひねりパーツが金属ではなかったことです。分解中に割れたのです。
やはり重量を計算してメーカーさんは資材を選定されているのかなと勝手に考えておりました。
もともとリメイクでは使わない部分ですが、勉強になりました。
解体する際、私ははじめに胴のへり巻きから外していきます。カブセを外し細かく解体。
次に背側とマチを切り離します。背側は奇麗であれば利用しますが、今回は難しそうです。
マチはサコッシュにできればと考えております。
胴の前ポケット部分はフォトフレームですね。
肝心なカブセですが、今回はミニ財布、カードケースのご依頼です。
TUDAはこの状態で一旦をお客様にご報告をすることにしております。
現在お子様の情報をいただいているところです。入学した年、卒業した年、身長、足のサイズ、お子様の特徴、好きな動物など商品に反映するため、できるだけ多くいただきたいと思います。
前回のお客様も製作工程をご紹介しながら進めていきまして、大変お喜びいただけました。
今月分は手一杯になっておりますが、来月分としてお受けすることは可能です。
※状況によりかなりお待たせする場合がございますので、購入前には必ずお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
お問い合わせ https://thebase.in/inquiry/tudabag
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