2021/02/15 13:45


近日中に新素材『革友禅』を使ったラインをリリースいたします。(画像はTUDAオリジナルのサンプルです)

 

大阪の下町生野区。こちらに友禅染めを施した革を開発しておられる株式会社タケグチさんがございます。

 

「友禅」とは日本伝統の染め技術ですが、株式会社タケグチさんではその伝統技法を生地ではなくい革へ施す技術へと高め、それによって表面に凸凹を表現すること実現されました。

 

この凸凹の形や縮み具合によって、革は違った表情を見せます。すべては手作業で進められており、色、柄も全く同じものにはならないのです。

 

特筆すべきは、蒸し、洗い上げの加工を経る事により、色落ちしないことです。タケグチさんは「色落ちしないので水洗いもできますよ」とおっしゃってます。革は洗うことはまずないですが、洗えるというとても面白い素材だと思います。

 

通常の革は絶対色移りするものです。私も色移りはすることを頭に入れたうえで革製品を購入しますし、販売員さんも必ずアナウンスしておられると思います。特に夏場など白い衣服を着た際は気を付けないといけません。

 

あくまでも白の革に染めを行った場合とのことでしたが、信じられないことです。製造工程でも白の部分に色が滲まないのか不思議に思います。そこが独自の技術なのでしょう。

 

仕上がった革はとても手触り良く、ふんわりとしております。このモコフワは癒しの域だと思います。


タケグチさんは自己ブランドの『自分屋』のショップもされていて、素材や製品の販売もされてます。

https://jibunya.jimdofree.com/

TUDAもこの唯一無二の素材に魅力を感じております。今のところ新ラインではバッグではなく、小物やステーショナリーで展開していきます。

 

バッグからこんな感じのアイテムがでてきたら素敵じゃないですか?