2021/01/28 06:34



現在、システム手帳のサンプル製作中なのですが、バッグばかりを製作してきたTUDAには初めてのトライになります。

 

バインダー金具の付け方を動画等で情報収集しようと思ったのですが、なかなかほしい情報がありませんでした。特に、様々なメーカーのものがあり、向き不向きもあります。

TUDAにとって一番大事なのは、もしバインダー金具のみ故障しても付け替えしやすいものです。バインダー金具の高級ブランドもありましたが、一度はめると外せない仕様になっていたりします。

 

簡単にカシメで留めるタイプもありましたが、外に金具が見えてしまうことが難点です。他にはネジ式もありました。

 

評価はいろいろありますが、鵜呑みにせず、とりあえず作ってみてから考えることにいたしました。

 

とりあえず、ベースとしてインナーのボディの型紙を製作。そこに各パーツの位置を書き込み、それを参考にして仕切りやポケットの型紙も作ります。

 

一番重要なのは、インナーの革の厚みです。原厚のままですとバインダー金具がはまらないことになります。小物用に在庫している革は0.9mm厚に調整しており、その点は問題ありません。

 

パーツを切り出し、組み立てていきましたが、組み立ての順番を間違えてしまい、ミシン掛けに支障をきたしました。何かと言いますと、システム手帳を閉じた際、バインダー金具のリングが当たる部分に当て革を縫い付けるのですが、それを縫い付ける前に、金具を装着してしまいました。今回は金具屋さんでとりあえず購入したもので、一度つけたら外れないタイプのものです。ミシンの押さえが当たらないよう、リングをよけながら縫うことになりました。これも先に失敗しておいてよかったと思います。

 

アウターの革はまだ決めておりません。厚めの革か薄めの革に芯材を貼ったものを使うかになってきます。あと、ヘリ返し仕様かコバ仕様かもまだ未定です。