小物を製作するようになり、そちらのご注文が少しずつですが増えてきております。

先日、小物専用とバッグ専用の箱を作りました。小物のほうはサイズが決まってくるのですが、バッグとなると形が無数にありますので、大きさも1つに決めないといけません。

 

不織布の袋にはいれますが、そのまま箱にいれてしまうとちょっと乱暴な感じになってしまいます。そこで、帆布を使って巾着を作り、商品をお入れしたら、お客様にお得感を感じていただけると思いました。もちろん職人の手作りです。

 

商品ではないですが、他の用途にもご使用可能です。カラーは生成りで雰囲気のよい仕上がりです。

※ヘビーユースでは長くはもたない可能性はございます。ご了承ください。

 

駆け出しのころ、あるハンドメイドサイトに登録し、初めてご注文いただきました。ただ作って送ればよいという単純な頭で考えていた時期でした。商品数も少なく、その後もコンスタントに注文が入るわけでもなく、あきらめの気持ちが出てきておりました。

 

様々な業界の方々にお話しをお伺いするようになり、エンドユーザー様はお買い物をされるとき、不安をもちながら購入されていることを学びました。そこに予想外のサービスがあったりしたら、絶対に覚えいただけますよね。

 

私もご注文されたお客様の不安に対して、何かできていただろうかと思い返してましたが、まったくしてなかったと思います。その部分が商売で一番大切だと感じました。

 

自分の事業ですので、何をやってもよいという権利を良い意味で使ってなかったのです。なんともったいないことをしていたのだろうと思いました。

日々学ばせていいただいております。