この度、ゴムシート.comさんとコラボでえんとつ町のプペルグッズを製作させていいただくことになりました。ロゴ、画像の使用に関しては法人であるゴムシート.comさんに正式な契約手続きを踏んでいただき、TUDAが製作で参加させていただきました。実は2人は幼稚園からの同級生なのです！

ゴムシート.com https://gom-sheet.com/

本来は映画公開に合わせてリリースがベストでしたが、やるならば絶対良いものを作りたいですねというお話をさせていただき、昨年の11月から試行錯誤を続けておりましたので、このタイミングとなってしまいました。よく考えたら、TUDAの代表である私が映画の内容も知らないで作るのは筋が通らないじゃないかと思い、映画館に走りました。

 

なんの事前情報もなかった私でしたが、考えさせられる内容の映画でした。主人公ルビッチの父親ブルーノはまわりからどんなに批判されたとしても、強い信念をもって生きていたことに感銘を受けました。

また、ブルーノがミシンを使う仕事に従事していたことに、バッグ職人の自分をちょっと重ね合わせてしまいました。

 

なかなか思ったことが言いにくい社会であります。不測の事態も起こり、閉塞感が漂っている世の中では、なかなか他人を認めてあげる余裕ももてないかもしれません。ただ、気持ちだけは「右へ倣え」をする必要はないはずですよね・・・

 

グッズのお話に戻りますね！

 

TUDAはレザーブランドですので、もちろん革を使うのですが、このグッズ製作に関しては、まわりと同じことではやる意味はないと思っております。通常、革に絵を入れるならば、ホットスタンプで素押し、もしくは箔押しをするのがセオリーです。それは革の表面をしっかり活かした技術です。しかし、私が映画館で観たえんとつ町のプペルはそれでは表現しきれないのです。

 

一番鮮明に表現するためには、高度の印刷技術しかないという結論に至りました。

 

「革の風合いもわからなくなるじゃないか」というご意見もある思います。もちろん素上げ（染料や顔料が入っていない状態）のヌメ革をベースにしてます。素上げのヌメは表面を塗膜で覆わない限り、非常に汚れやすいものです。好みもございますが、経年変化自体汚いと感じる方もおられます。また、通常の印刷方法を採用するとインクがすぐ落ちるのです。

合皮に印刷もよくある方法です。材料費は安く済むかもしれませんが、面白くないじゃないですか・・・合皮は「経年劣化」するほうなので印刷ごと表面が剥がれてごみ箱行きの運命なのです。ただのノベルティで終わらせたくないはないと思いました。

「挑戦」がないとTUDAではないのです。何事もやってみないとわからないですからね。

実際に、えんとつ町のプペルにはそういうメッセージが込められてました。

 

大きな壁となっている印刷ですが、今回はゴムシート.comさんとお付き合いのある塗装専門業者さんに相談にのっていただきました。非常に高い印刷技術をお持ちで難印刷を得意としておられます。今回そのご協力があり、難しいとされていた革の印刷を実現いたしました。初回として数セット分を加工していただき、見事な仕上がりとなりました。

特徴としましては、特殊な下処理がされており、通常の使用では印刷の剥がれが起こりにくくなっております。画像の白い部分が下処理の塗料です。そのうえにスリーブ部分の印刷をしていくのです。

 

製作工程としては先に四角に裁断した革に印刷を依頼することになりますので、通常よりかなりのロスが発生します。革は非常に歩留まりの悪い素材なのです。布と同じように一定幅のロールになっていると思われている方もいらっしゃるかもわかりませんが、実際は動物からはがした状態の皮をタンナーさん（革の製造業者さん）が加工し、「革」となりますので、当然端のほうは使えない部分も多く出てきます。さすがにロスを全部価格にのせることはできませんので、今回はTUDA側が負担しております。

 

裁断はすべて刃型で抜いておりますので、綺麗な切り口になっております。端を縫い合わせた後、ハトメを打っておりますので、お好みの紐をつけてご使用下さい。

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革は伸縮しますが、インクは伸縮しませんので、湾曲した部分は非常に細かいひび割れがおこります。ただ通常の印刷とは加工方法が違います。塗料に精通したプロが加工しておりますので、インクがはがれ落ちることはないのでご安心ください。

 

あくまで印刷ですので退色はしていきます。革と同じように経年変化として捉えていただくようお願いいたします。

 

☆プレゼントの詳しい内容と応募方法のご案内

 

カップスリーブのサイズは205ml用です。平たくした場合、縦：約55㎜　横：約120㎜

こちらは利益を追求するために作ったものではございません。

通常販売価格は￥3,900（税込）送料別です。高度の印刷技術、革や金具の仕入れ代、ライセンス契約料・・・そこに工賃が入る余地はないに等しいです。しかし、TUDAがこれから飛躍するための「挑戦する権利」をいただけたと思っております。

 

今回抽選で１名様にこの唯一無二のカップスリーブを2個セットで差し上げます！

なぜ2個かといいますと、ここからがスペシャルなのです。なんと、えんとつ町のプペルのムビチケもペア分プレゼントいたします。

 

応募条件：InstagramでTUDAのアカウント（＠craftman_tuda）をフォローしていただいていること

 応募方法はTUDAのホームページのcontactフォームからお願いいたします。（1/29の23：59締切）

 https://thebase.in/inquiry/tudabag

① お名前

②メールアドレス

③ 件名（1月プレゼント希望）

④お問い合わせ内容の欄に、ご自身のInstagramのアカウント名と、カップスリーブをご覧いただいた感想など一言いただけますでしょうか。

以上を入力して送信お願いいたします。

 ※締め切りは1/29の23：59までとさせていただきます。以後の応募は一切受け付けいたしません。

※当選者のみメールでご連絡いたします。

※当選メールが来ましたら、A:作品の送り先住所とB:お電話番号（レターパックでの発送の為）を返信ください。当方が返信メールを確認後、ムビチケの購入番号と暗証番号をメールでお送りする形になります。

※こちらからはInstagramのDMやMessengerでのやりとりはいたしません。

※ムビチケの使い方等に関しては関連サイトでお調べいただくことをお願いいたします。

※当選者様とご連絡が取れない場合は権利を放棄されたことと判断させていただきます。ご了承ください。

 

プレゼント企画以外では通常販売をいたします。その際は先着でお一人様につき1枚、50名様までムビチケを差し上げる形を予定しております。また改めてご案内させていただきますが、ご入用の方は同じく、contactフォームからお問い合わせ下さい。たくさんの方にこの作品が届き、この素晴らしい映画を楽しんでいただけることを願っております。映画館にスリーブを持参していただき、ホットコーヒーを飲んでいただけたら最高です。