2020/12/30 17:46
本日の予定していた作業があったのですが、資材が準備できなかったので掃除と包丁研ぎをすることに変更しました。
包丁研ぎは切れ味が悪くなりかけるタイミングでするのですが、今年の締めとしてやろうと思いました。
料理の包丁と同じように切れ味がすべてだと思います。ミニトマトを潰さずに真っ二つに切れるような包丁は気持ちがいいですね。
革の包丁の研ぎ方は実技で学んだことがなく、YouTubeを参考に研究しました。原理としては料理包丁を研いだことがあれば感覚的にわかりやすいものです。TUDAの生まれた大阪の堺市も包丁鍛冶で有名なところです。実家の包丁ももちろん堺のものです。
最初はやはり10分砥石を水につけてしっかりしみこませます。私は中研石、仕上げ砥石だけ使います。
研ぎ方は基本をみていたらかなり細かいのです。まず、砥石は毎回面直し(平面にする)からはじめないと良い研ぎができません。それができてないと変形してしまい、うまく研げない原因となります。
裏からひたすら研いでいきます。砥石から泥の用なものが出てきますがこれが重要なもので、絶対流してはいけないものです。
ここから長い工程があり、ゴム手袋もしないので荒れた手にはこたえました。
研ぎの事を調べていたら、『切っ先』とか『シノギ』とか危なっかしくかっこいい単語もでてきます。そのポイントを意識しないと全く研ぐことができません。
何事もポイントを押さえるのが大切ですが、ポイントをわかるまでが苦労します。簡単そうで奥が深いです。