2020/12/28 06:00
試作試作の毎日です。今回は製作体験でも作れるような小物を考えました。
小物の中でもミシンが使いにく形もあり、手縫いのほうがきれいに仕上がることもございます。
製作体験で手縫いのアイテムも1つ、2つはあっても良いかと思い、追加することを決めました。
小物ですが、手縫いは結構時間を要します。
裁断から始め、床面(裏面)の毛羽立ちの処理、コバ(裁断面)処理をします。
その後、針穴をあけていきますが、その前にちょっとひと手間かけていただきます。
捻(ネン)引きの作業をしていただこうと思います。
革小物を作る際、革のふちにラインが一本はいるだけで作品の印象がとても引き締まり、上等に見えます!
TUDAの工房には電気式の玉念の道具がございます。玉念は柔らかい雰囲気のラインをいれることができます。
道具の先は、革にラインがしっかりはいるだけの熱をもちますので、ご使用時にやけどをしないようしっかりご説明させていただきます。
もちろん作業グローブもご用意いたします。
この形のサンプルは職人自身も1年近く使用しております。(ブラウンが私物)
手縫いで小物もいいですよ。